古民家再生協会の小野寺です。

 

古民家改修の現場で、天井に「プランツボード」を施工しました。

プランツボードは竹や葭(よし)といった自然素材を編み込んでつくられた天井材で、古民家の持つ質感に非常によく馴染みます。

 

古民家の改修では、単に古い部分を新しくするのではなく、その家の雰囲気や素材感を大切に活かすことが求められます。

天井にプランツボードを用いることで、木や土壁との相性が高まり、全体に統一感が生まれます。

また、光の当たり方によって表情が変わるため、時間帯によって異なる趣を楽しめるのも特徴です。

 

私たちが関わる改修現場でも、プランツボードは天井のアクセントとして頻繁に採用されています。

伝統的な意匠を重視する和室はもちろん、現代的な暮らしを意識したリビング空間にも違和感なく溶け込み、住まいに心地よい落ち着きを与えてくれます。

 

自然素材を活かした仕上げは、古民家再生において重要な役割を果たします。

プランツボードのような伝統的でありながら実用的な素材を選ぶことで、次世代へと受け継ぐ住まいに、より深い魅力を加えることができます。

ぜひ「プランツボード」の仕上げを取り入れてみてはいかがでしょうか?