古民家再生協会の小野寺です。
もうそろそろ今年が終わろうとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
古民家改修工事において、建物の精度を左右する重要な工程が床下工事です。
一枚目の写真は、一階の床下張りの様子です。
既存の石や新設したコンクリートの上に、大引・根太を設置し、床の下地を組んでいます。
この工程では、床の水平と柱との垂直を正確に出す必要があります。
現場ではレーザーを用い、一本一本根太の高さや位置を確認しながら施工しています。
職人さんも「一つ一つ計りながら設置していくのが一番大変な作業」と話しており、見た目以上に繊細で根気のいる工程です。
この精度が、仕上がりや建物の耐久性に大きく影響します。
二枚目の写真は、二階を解体し吹き抜けとした空間を全体で撮影したものです。
大黒柱を中心に太い梁が架かり、屋根裏に隠れていた構造材がそのまま現れています。
古民家特有の構造美と力強さを活かしながら、次の世代へつなぐ改修を進めています。






