空き家。。。特に古民家と呼ばれる戦前に建てられた日本家屋はとても希少だ。
なんでって、再現できないのだから。
まず、樹齢100年以上の太さ70センチ以上のケヤキ、松、杉、ヒノキ材がほとんどない。
材料があったとして、建てれる大工さんがいない。
当時の建て方である伝統構法が法律的に認められていない。
それだけではない。
古民家に使われている木材の寿命をご存知だろうか。
樹齢100年の木材はその強度が最も増すのが伐採後100年経った時で、その後300年間は衰えないのだ。
つまり、古民家の強度が最高潮なのは、築後100年〜400年という途方も無い時間のスパンだということ。
世界に誇る日本の木造建築の美、技術は重要な日本文化の一つである。
日本文化を未来に引き継げるのは、私たち現代に生きる者しかいないのだ。